ただ、自分として生きたい。
それだけなのに、
なんでこんなに苦しんだろう。
・
これは、私が
一歩一歩
自分として歩き始めた頃に
私の中から痛烈に湧いてきた思い。
・
でも、同時にこんな思いも出てくる。
・
じゃぁ、その自分ってどんなもの。
出したい自分ってなに。どんなもの。
って、問われると
……
「わからない」
「わからなかった」
でも、それが始まりだったのだと思う。
・
フォトグラファーの　東山 弥生 さんに
撮影していただきながら、
伴に居ていただきながら、
待っていただきながら、
・
私は
私の中にいる
色んな“わたし”に会いに行った。
・
そんなキラキラ素敵な“わたし”ばっかじゃなかった。
むしろ、
暴力的、破壊的なわたしだったり、
「ない」ものを「ない」って認めたくないって逃げるわたしだったり、
社会的に役に立たないようなわたしだったり、
・
でも、
私は
自分と向き合い始めた時に
決めたことがある。
・
「もう、自分のことを嫌いになりたくない」
・
スマートではないし、
綺麗でもない。
・
揺れながら
いったりきたり、
もがきながら、
・
私の中にいるわたしに会いに行って
・
そのわたし　と　わたし　が
共に私の中にいるように
なっていった旅。
・
そんな物語。
・
有難いことに、
私は私の書く文章を褒めてもらうことがよくある。
わかりやすいよね。
そして、そこに感情がぐっと動かされる。と
ゆりちゃんの文章は
はらに来るよね。と
・
まっすぐ受け取るのは
もじもじしちゃうんだけど、
褒めてもらったことを
素直に受け取って
私の力として使っていこうと思ったのです。
・
きっと
これを見てくださっている方も
いろんな自分との向き合いのプロセスの途中にいるのだと思う。
もちろん、私の
自分と向き合う旅もまだまだ続いていく。
・
でも、
このフォトエッセイを読んで
触れてもらって、
それぞれの中にあるものを味わってもらって、
みんなが自分の旅を歩いていく
そのパワーにちょっとでもなれたら、、
うれしいな。
と、思うのです。
・
ぜひ、フォトエッセイを手に取って読んでください♡
・
そして、応援していただけると嬉しいです。


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