筆を執るにあたり、最終章から始まる小説を書きたくて完成まで推敲したものです。
小説は親友を亡くした主人公と恋人の、言わば青春の延長であり、時間の流れる速さとその緩急を読者の皆様とともに感じていただくことができればと思います。
主人公は時間を巻き戻したい。でも読み手は変わらない運命を知る。筆者の過去を覗くような距離感をお楽しみください。
絶望と希望。母性と一人の青年が知る愛を、それについて改めて考える端緒として本当の意味での私小説を書きました。全90ページ。どうか時間をかけて、そして何度もお読みしていただければ幸いです。